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今回は世界各国の基板メーカーの動向について、ご紹介させて頂きます。
コロナや米中摩擦の中、基板業界では、日本を始め、基板製造先進国がどんどんと発展途上国に企業進出や増設の動きが始まっております。一方、中国大手基板メーカーも海外工場増設を考えており、まさに今進行している最中です。主な背景としては、米中の貿易摩擦にあり、アメリカの関税引き上げなどを回避するために、中国はベトナムやタイなどに生産拠点を移転し、多くは来年夏以降に正式稼働を目指しています。弊社のパートナーの中でもそういう動きが出ている工場が多数です。増設工場では、車載、IT、ネットワーキング通信、データセンター向けコンピューティング、医療、産業、計測機器向けなどのHDI基板やあらゆる高密度・高機能多層基板を生産する予定で、計画が進んでおります。
増設に関する主な背景をまとめてみると、以下になります。
●アメリカによる関税の引き上げを回避
●更なる低コストの労働力を実現
●ローカル部品調達の便利を図るため
●中国からの輸出制限を回避
※弊社のパートナーの新設工場動向
F工場(2024年の7月に稼働予定)inタイ
A工場(2024年の7頃に稼働予定)inベトナム
W工場(2024年の5月に稼働予定)inタイ
C工場(2025年中に稼働予定)inタイ
弊社はお客様の様々なニーズに対して、柔軟に対応できます。タイ工場やベトナム工場などにもご興味がございましたら、プリント基板Naviまでお問い合わせください。
私たちがサポートさせて頂きます。